How-to
ドラッグストアの化粧品免税手続き完全ガイド|消耗品対応の実務ポイント

ドラッグストアは、外国人観光客にとって化粧品・医薬品・日用品をまとめて購入できる人気スポットです。免税対応を整えることで、インバウンド需要を大きく取り込める業態のひとつですが、化粧品は消耗品として扱われるため、一般物品とは異なる手続きが必要です。 この記事では、ドラッグストアが化粧品を中心とした消耗品の免税販売を正確・スムーズに行うための手続きポイントを解説します。
■ ドラッグストアにおける免税販売の対象商品
ドラッグストアで取り扱う商品のうち、免税販売の対象となるものは大きく消耗品と一般物品に分かれます。
消耗品に分類されるのは化粧品(スキンケア・メイクアップ・ヘアケアなど)・医薬品(市販薬・サプリメント・医療機器のうち消耗品に該当するもの)・食品・飲料・日用消耗品(生理用品・絆創膏など)です。これらはそれぞれの購入金額を合算して5000円以上(税抜)であれば免税の対象となります。
一般物品に分類されるのは家電(電動歯ブラシ本体・マッサージ器など)・美容器具(フェイスマスク機器など)・容器類などです。一般物品は消耗品と合算できないため、それぞれ5000円以上(税抜)の購入が条件となります。
ドラッグストアでは消耗品と一般物品が混在した購入が多いため、スタッフが商品カテゴリを正確に把握し、混同せずに免税処理できる体制をつくることが重要です。
■ 化粧品の免税手続きで特に注意すべきポイント
化粧品は消耗品として免税販売するにあたって、いくつかの特有の注意点があります。
まず封入の徹底です。化粧品を含む消耗品は未開封のまま指定の封入袋に入れて渡すことが義務です。「少し試してから買いたい」という購入者の希望があっても、免税販売するものは試用前の未開封品でなければなりません。試用したい場合は別途課税で購入していただくか、テスター商品を活用してください。
次に、化粧品セット商品の扱いです。化粧水・乳液・クリームなどがセットになった商品は、消耗品として合算できます。ただしセット内に一般物品(化粧ポーチ・ミラーなど)が含まれている場合は、消耗品部分と一般物品部分を分けて考える必要があります。
サンプル品や試供品については、基本的に免税販売の対象外となります。購入者に試供品を渡すときは、課税対象であることを説明してください。
薬機法上の規制がある医薬品・医療機器については、輸出規制の対象となる場合があります。購入数量が多い場合や、特定の効能を持つ医薬品の場合は、関係法令を確認することをおすすめします。
■ ドラッグストアでの免税手続き効率化のコツ
ドラッグストアは免税販売件数が多くなりやすい業態のため、手続きの効率化が特に重要です。
まず、消耗品の商品マスタ管理を徹底することをおすすめします。POSシステムまたは免税管理システムに商品ごとの区分(消耗品・一般物品)をあらかじめ登録しておくことで、レジ担当者が都度判断する手間が省けます。新商品の入荷時には区分を必ず登録するルールを設けてください。
次に、封入袋の準備と補充管理です。消耗品の件数が多いドラッグストアでは、封入袋の在庫切れが業務の支障になることがあります。週次・月次で在庫を確認し、繁忙期前には十分な在庫を確保しておいてください。
多言語の接客ツールを充実させることも、ドラッグストアでは特に重要です。化粧品・医薬品は効能・成分・使い方の説明を求められることが多く、言語対応が購買率に直結します。英語・中国語・韓国語の説明カードや翻訳ツールを活用してください。
■ 外国人観光客に化粧品を買ってもらうための工夫
免税対応を整えるだけでなく、外国人観光客に化粧品を積極的に選んでもらうための工夫も大切です。
売れ筋商品の多言語 POP を作成することが効果的です。「日本製・高品質」「敏感肌向け」「美白効果」などの訴求ポイントを購入者の母国語で伝えることで、商品への興味・購買意欲を高めることができます。
「あと○円で免税になります」という声かけも購買単価の向上に効果的です。特に化粧品は単品で5000円に満たない場合でも、複数アイテムをまとめて購入することで免税条件を満たすことができます。うまく声かけすることで、セット購入を促すことができます。
SNS で話題になっている日本コスメ商品の在庫・陳列を充実させることも来店動機につながります。外国人観光客の多くは来日前に SNS で購入候補品をリサーチしており、SNS で話題のものが確実に手に入る店として認知されることが継続的な集客につながります。
免税対応と接客品質の向上を組み合わせることで、ドラッグストアでの化粧品購買体験が充実し、リピーター獲得にもつながります。

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