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海外での免税手続きとは?国別の仕組みと日本との違いを解説

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海外での免税手続きとは?国別の仕組みと日本との違いを解説

海外旅行や海外在住中に「免税で買い物したい」と思ったとき、国によって手続き方法や仕組みが大きく異なるため、戸惑うことがあります。ヨーロッパのVAT還付から、アジア各国の免税制度まで、それぞれの特徴を把握しておくことでショッピングをより賢く楽しむことができます。 この記事では、主要な国・地域の免税手続きの仕組みと、日本の免税制度との違いをわかりやすく解説します。

■ ヨーロッパのVAT還付制度(Tax Refund)の仕組み

ヨーロッパ(EU 諸国)では、付加価値税(VAT:Value Added Tax)という消費税が課税されており、税率は国によって異なります(フランス20%・ドイツ19%・イタリア22%など)。

非 EU 居住者(旅行者)は、条件を満たす購入をした場合に VAT の還付(Tax Refund)を受けることができます。これは日本の tax free とは異なる「後払い還付方式」です。まず税込み価格で支払い、出国時または帰国後に還付手続きを行って VAT の一部(または全額)が返金されます。

手続きの流れは、まず対象店舗で購入し「Tax Refund」の書類(Tax Free Form)を発行してもらいます。次に、EU を出国する際に空港の税関で書類と商品を提示してスタンプをもらいます。その後、空港内の還付カウンターまたは後日郵送・オンラインで還付申請を行います。

しかし還付には手数料(取扱手数料)が差し引かれることが多く、実際の還付額は VAT の全額ではない場合がほとんどです。手続きが複雑なため、利用する場合は事前に対象店舗・手続き方法を確認しておくことをおすすめします。

■ アジア各国の免税制度の特徴

アジア主要国の免税制度の特徴を見てみましょう。

韓国では、外国人旅行者向けの Tax Refund 制度があります。対象店舗で一定金額以上の買い物をすると Tax Refund 書類を発行してもらい、出国空港の税関カウンターまたは空港内の還付コーナーで還付を受けます。即時還付(구매 즉시 환급)に対応している店舗では、購入時点で VAT が差し引かれた価格で買い物できます。

中国(中国本土)でも外国人旅行者向けの Tax Refund 制度が一部導入されています。ただし対象店舗・都市が限られており、日本のように広く普及しているわけではありません。免税品を取り扱う専門の免税店(免税店)では、出国前に購入できる仕組みもあります。

タイでは、一般の旅行者向けに VAT 還付制度があります。対象店舗で2000バーツ以上(税込)購入し「VAT Refund for Tourists」書類を発行してもらいます。出国時の空港で書類と商品を確認のうえ還付を受けます。

台湾では、外国人旅行者向けの Tax Refund 制度が整備されており、対象店舗での购入後に空港での还付手続きを行います。

■ 日本の免税制度の特徴と他国との違い

日本の免税制度(tax free shopping)は、他国と比べていくつかの特徴があります。

もっとも大きな違いは「購入時点で消費税が免除される」点です。ヨーロッパや韓国・タイなど多くの国では、税込み価格で支払ってから後で還付を受ける「後払い還付方式」ですが、日本では最初から消費税なしの価格で購入できます。手続きが簡便で、還付を待つ必要がない点が利便性の高さにつながっています。

対象店舗の数が多いことも日本の特徴です。家電量販店・百貨店・ドラッグストア・コンビニエンスストアなど、幅広い業種の店舗が免税対応しており、観光地以外でも利用しやすい環境が整っています。

一般物品と消耗品で条件が異なる点も日本独自の仕組みです。消耗品は封入袋での持ち出しが義務づけられており、国内での使用が禁止されています。

日本国内の一般店舗における免税は「消費税の免除」であり、関税の免除ではありません。空港の duty free 店とは異なる制度であることを理解しておく必要があります。

■ 海外で免税を賢く活用するためのポイント

海外で免税手続きを活用するためのポイントをまとめます。

まず、渡航先の国の免税制度(Tax Refund の有無・対象店舗・最低購入金額・手続き方法)を事前に調べておくことが重要です。国によって手続きの難易度・還付額・対応言語が大きく異なります。

ヨーロッパで VAT 還付を受けたい場合は、対象店舗でのショッピング時に「Tax Refund」書類の発行を忘れずに依頼してください。出国時に書類と購入品を提示する必要があるため、購入品を預け荷物に入れてしまう前に手続きを済ませることが重要です。

日本に帰国する際は、免税で購入したものについて日本の税関への申告が必要かを確認してください(日本への持ち込みの免税範囲については前述のとおりです)。

日本在住の方が海外で免税購入品を持ち帰る場合は、購入した国の免税制度を活用しつつ、日本帰国時の税関申告も適切に行うことが求められます。





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